会社概要
【概要】
社 名 | 株式会社ヤスダ電気商会 |
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代表者 | 代表取締役社長 栗原 成嘉 |
所在地(本社) | 〒104-0045 東京都中央区築地4-13-6 TEL:03-3545-1496 Fax:03-3545-1493 |
デリバリーセンター | 東京都中央区月島3-7-4 |
設立年月日 | 1962年7月 |
資本金 | 1,000万円 |
取引銀行 | みずほ銀行 築地支店 東京三菱UFJ銀行 月島支店 |
業務内容 | 冷凍機製造販売 |
ブランド名 | ヤスダスーパーフリーザー(YASUDA Super Freezer) [旧 まぐろフリーザー] |
【沿革】
1962年7月 | 東京都中央区月島3-7-12にて、故保田義三郎氏が創業 G.E&AMANA社製の冷凍庫をアメリカから輸入し販売 |
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1970年代 | HARRIS社製の冷凍庫を輸入開始 「まぐろフリーザー」シリーズ販売開始 |
1975年 | 「-50℃まぐろフリーザー」製造販売開始 |
1978年3月 | CARAVELL(デンマーク)と取引開始 |
1979年5月 | CARAVELL社製冷凍庫を加工販売開始 |
1981年10月 | 本社を築地場外市場内に移転 |
1982年 | 現社長である、代表取締役社長 栗原 成嘉が社長就任 |
2008年 | エルコールド社と取引開始 「-60℃ スーパーフリーザー」加工販売開始 |
【創業秘話】
■故保田義三郎
創業者保田義三郎は戦後、米軍の通訳官として外務省に勤務していましたが、父親が鮮魚商であったために、数年間鮮魚商をさせられていました。将来電化製品の時代が来ることを想定し実弟と共同経営で昭和31年「株式会社月島テレビ商会」を開業しました。昭和36年に独立し、「株式会社ヤスダ電気商会」を設立し、販路を築地市場の仲卸人や鮮魚商仲間に求めました。
一般サラリーマンには高嶺の花だったテレビ、冷蔵庫、エアコンなど良く売れました。築地市場内に展示場を借り、仲卸人、買出し人を相手に一般家電品や冷蔵ショーケース等を販売していましたが、末弟が三井物産に勤務しておりその関係で三井物産よりGE社製の冷凍庫を仕入れて販売しましたが、当時は鮮魚の凍結技術が未発達であったため、冷凍魚類はごく限られた商品(海老、蛸など)しかなく、冷凍庫の販売に大変な労力を要しました。
おりしも高度成長が始まり、暮れになると正月用食材が9~10月頃の価格より3割から5割も値上がりすることになり、値上がり前に仕入れするのに冷凍庫が必要になりました。
昭和40年代初めの国産冷凍庫はアイスクリームのショーケースだけ、弊社が扱うアメリカ製の冷凍庫も-20度~-25度。まぐろ問屋さんから、せめて3ヶ月ぐらい冷凍庫をといわれ、アメリカ製ハリス社より-60度~-85度の冷凍庫を輸入販売しましたが、「価格が高すぎる」「温度も-85度は必要ない」「価格が安ければ購入したい」との声が多く、弊社で安く頑丈な冷凍庫『YASUDA Super Freezer』の開発を始め、現在のYEシリーズになりました。